こんにちはウタオです!
僕はブログで自己啓発の内容ばっか書いてますけど、一応美容師なんですよ。あくまで一応です。なぜなら遊びの延長で美容師はやってる感覚です。むしろブログやYouTubeの方が毎日死ぬほどしんどいです!w
それくらい長い期間美容師をやってますので生活の一部として仕事をしてる感覚ですね。それはまー置いといて。
美容師って接客業なので『お客様』有りきの仕事じゃないですか?そうなるとお客様い来て頂かないと始まらない。これは当たり前ですよね?でね。世の中の風潮をみてると『新規のお客様』についての事ばかり聴くんですよね。
「こうしたら新規のお客様きたよ!」みたいなやつです。
そりゃねお客様が一人も来ないのであれば『新規客の獲得』は必須条件ですよね?でも新規ばっかり来てもね?って思いませんか?
これはね『新規のお客様ばっかりきて、そこから何回も来てくれるようにする事』について考えてない気がしませんか?
新規を呼び込む力は一人前なのにリターンさせる力がない。これだと本末転倒です。もちろん東京とか大阪みたいに人口も多くて大学や仕事が多い土地ならばいいです。人がぐるぐる入れ替わりますからね。
だけど田舎だとそうはいかないですよ?だって人は減る一方ですからね。子供たちが大きくなっつまで待つくらいしかないわけで。そうなってくると新規しかこない店だと最悪の事態が起こるのは目に見えてますよね?
だからこそ『リターン率』を上げる必要が出てくるわけなんですね。
このリターン率の上げ方は非常に大事で色々な方法があるのですが今回は『カウンセリング』にスポットを当てていきたいと思います。
ぶっちゃけカウンセリングがめちゃ上手かったらリターン率は上がります。僕的には技術の練習よりもカウンセリングの練習の方が大事じゃないか?と思うほどですからね。
それじゃいきましょうか!
カウンセリングの勘違い
カウンセリングと聞いてどうゆう物かはっきり分かりますか?簡単に言うと『お客様の要望を聴く』って感じだと思います。もちろんそれも大事です。しっかり悩みだったり要望を聴くのは当たり前。
だけどそれだけじゃプロとしておしいです。
これはみんなカウンセリングと聞いて『お客様の要望に応える』ってのに重点を置きすぎてる傾向にあります。これは間違いでは無い。『カウンセリング』ですからね。
だけどお客様は素人です。だからわから無い事がいっぱいなんですよ?「なんとなくこんな感じにしたい」くらいにいか思ってない。今自分の髪がどうゆう状態なのかも「なんとなく」で判断してます。
この状態を『カウンセリング』してどうするのか?をしっかりアドバイスできるか?
が『カウンセリング』だという事ですね。聴くスキルってのは非常に大事です。でも聴く事によってどうしていくか?お客様の言った通りにするのがベストなのか?って事なんです。
仮にお客様が「今日は毛先が傷んでるから2センチ切りたいんですけど」と言ってきた場合にアナタならどうしますか?「はい!2センチですね!」で終わってませんか?それじゃおしい!って事なんですよ。これだと誰でもできる。むしろプロじゃなくてもいいじゃないですか?
次の章でどうすれば良いのかお話します。
自分の意見もはっきり言う!
それじゃどうしたら良いか話ていきますね。結論からいいますと
『はっきり自分の意見も言って提案する』です。
これや読んで字の如くなのですが。お客様の意見だけを尊重するだけじゃなくて『自分はこうした方がもっと良くなると思うよ?』って事を言ってあげるって事ですね。
たとえば前章の「2センチくらい切りたい」ってお客様に対しても。
「お客様はダメージを気にされてますが、それだったら3センチくらいは切った方がダメージしてる所が無くなりますのでいかがですか?」
どうですかね?ちょっと違うでしょ?別に2センチじゃ無くてもいいわけですね。あんまり切りたくない場合だったら少しデザインを変える提案や、トリートメントでカバーする方向に変えていけば良いだけです。
それだけでもお客様の選択肢は広がるわけですからね。お客様はあくまで『なんとなく』でご自身の考えを言ってくれてるだけですからね。だからプロの意見を聞きたいと思ってくれてます。
もしそれでも「2センチでいいです」ってなったら2センチ切るって感じで良いんですね。
お客様の願望には答えてあげよう
ここでも勘違いしてはいけないのが。
『お客様の願望には答えてあげよう』です
これはお客様が「バッサリ髪を切りたいと思ってるの!」って要望を伝えてきたとします。もう腰くらいあるスーパーロングから肩上以上のショートにしたいと。これは美容師やってるとかなり現実にありますよね?
でもこれで仮にその方がロングの方が似合うな?とか、髪の毛のクセが強くて広がるだろうな?と思っても。
「ロングの方がいいですよ!絶対!!!」みたいな言い方はお客様がガッカリしてしまいますからね。
お客様も覚悟をもって自分に言って来てくれてる。だからこの願望をできるだけ叶えてあげたいじゃないですか?だからここでもしっかり自分の意見を言うのですが
『バッサリ切るのを前提に話ていきましょう』
これはこの方の場合は「バッサリ切りたい!」ってのがお望みなので、『その方は短い髪でもどうゆう切り方だったら似合うのか?』『くせ毛で広がりそうならどうゆう風なお手入れが必要か?』とかをお客様と話ていくわけです。
これでもしくせ毛で広がるのを無視して切ったら。。。恐ろしいですよね?なのでそこもしっかり考慮した上でその方の願望を叶えてあげるようにする。それだけでも信頼度が上がってリターンする確率が上がりますからね。
カウンセリングはお医者さんが参考になる
このカウンセリングや提案は『医者』が参考になります。
お医者さんって病院いってもパッパと診察して少しカウンセリングして。「はい。風邪ですね。じゃこの薬を飲んでおいて!」で終わりじゃないですか?
「え?終わり?」って思うほどそっけない。ディズニーのアトラクション位に待ちが長いわりにすぐ終わる!笑。これくらいあっけないですよね?
でもそれに対して「ちょっと待って!絶対風邪じゃないから薬変えてください!」とか言わないですよね?言う人もいると思いますが。。。
これは自分たちみたいな医療関係者じゃない人は分からないからですね。「多分お医者さんが言ってるからそうなんだろう」くらいじゃないですか?だからこんなに素っ気ない感じにはしなくていいけど、自身を持って提案しましょう。
でもこれはあくまで自分をプロフェッショナルの域に持っていく必要がありますからね。何も知らないのに言ってたら最悪ですから勉強はしっかりしましょう。
まとめ
結構当たり前の内容だけど本当に大事な事です。自分は美容師っていうプロなんだという意識を持とうって事ですね。それでいてお客様に寄り添う。そしてらまた来たいって思ってもらえるでしょ?
プロとしての意見を言ってもらえて、自分の要望も踏まえて提案してくれる。それでやりやすかったり、可愛かったら最高じゃないですか?経験が浅い人だと見落としがちですよね?
言いなりにならずに自分しかできない仕事をする。そのためには『カウンセリング』が大事になってくる。これだけでも繰り返していけば確実にお客様は増えていきますからね。
美容師だったら練習はいっぱいしてきてるでしょう。勉強もいっぱいしてるはず。それでもお客様が増えないのであれば『カウンセリング』を見直してみてはいかがでしょうか?
それじゃウタオでした!