こんにちはウタオです。
ウタオは美容師なんでカットとかも教えたりするんですね。そうなるとですよ?一応『理論的』に教えるんですね。「ここはこの角度で引き出して」とか「ここを何センチ切る」とかね。
これは教える時に『仕方なく理論的に教えてる』んですね。仕方なくです。本当に仕方なくですね。
これはなぜか??それは感覚的の教えても伝わら無いからですね。ウタオの感覚と教えてる子の感覚は全く違いますよね?でもその感覚を上手く伝え無いと指導者としては失格です。だから自分の感覚をより明確に解りやすくするために、『理論的』に話していくんですね。
教育本を読んだりとか、セミナーに行っても確実の何度やら何センチやらって教えてもらうと思うんですよね。でもそれはウィッグだったら通用すると思うんですよね?規格が一緒だから一緒のように切れば一緒になるんですからね。
でも人間になってくると、そういうわけにはいきません。なんでかって?それは髪質も違えば骨格も違う。悩みも違うし毎日のお手入れの仕方も違うんですよね?
って事は理論的に何センチだとか角度の話をしても、通用しないんですね。って事はそこからはある種『感覚』が大事になってくるんですよね。
でもその『感覚』も『理論』が無いと難しいんでんすね?どちらも大事なんですよって事で今回のテーマは
『理論も大事だけど感覚も大事』って話をしていこうと思います!
常に理論的に考えすぎて上手くカットでき無い子達に教えたい!後は美容師以外の仕事で、自分の感覚を大事にした方が上手くいくって事も伝わるかな?って思います。
それじゃいってみよう!
『理論的』に考えすぎて頭パニクてないかい?
えーとねやっぱりね『理論』ってのは大事だと思うんですよ。絶対に何をするにも『理論』が無いと成り立っていきません。それはどんな仕事であろうと、どんな技術であろうとです。全ての事が『理論』に裏ずけされた物なのは間違いないです。
でもね?『理論』だけじゃ上手くいかない事の方が多いんです。
はいこれですね。冒頭でも言った通り想定外の事は常に起こるんですね。って事は理論で物事を考えすぎると全然的外れな事をしてしまいやすいんですね。
ここ本当に重要なんですよね。美容師だったらカットを理論的に考える人って非常に多いんですね。カラーやパーマは理論的に考えるのは正解です。色や髪の成分は嘘をつかないし、ごまかす必要も無いです。
なので料理の味付けに近い物がありますね。同じ物を入れたら同じ味になるみたいなイメージです。だから「こんな色にしたいな?でもこの人は赤味の強い髪質だから、あの色を多くいれよう!」みたいな感じですね。
ここは理論で押し切れば間違いなく理想の髪色にしてあげれます。でもカットはそうもいきません。
顔の形や大きさ髪の硬さなど、色んな要素が混ざりあった物が必要になってきます。このそんな髪型を理論だけで切ったらどうなりますかね?10人いたら何人かは似合うけど、何人かは微妙な感じになります。
これはみんな『同じ理論で切ってるから』ですね。10人が全員同じ髪型をオーダーするとしますよね?で全員を同じ切り方で切ったらどうなりますかね?確実に似合わ無い髪型になってしまうんですね。
だからここで『理論の応用』が必要になってくるんですね。応用ってのは先ほどのカラーみたな感じですね。「この人はこういう顔つきだから、顔周りはこう切ろう」みたいなやつです。
でもこればっかり『理論の応用』といっても『感覚的』になってしまいます。だから美容師さんってピンキリじゃないですか?
色んな人に切ってもらった事ある人なら理解してもらえると思うんんです。あの人に切ってもらった時は自分でもかわいいと思ったし、周りも良いって言ってくれたけど。違う人にきってもらった時は自分も周りも不評だった。みたいな事ありますよね?
きっと同じサロン内でもありますよね?同じ美容室で働いていてベーシックは同じなのに。ようは『理論』は一緒なのに、あの人のスタイルはかわいくて、あの人のは微妙みたいな感じですね。
この違いを追求しても最終的には『感覚』なんだなってウタオは気づいたんですよね。だらに聞いても同じ事を言います。でもその細かい手グセとか、自分が見てるポイントって人によって全然違います。
だから『理論』だけでは語れ無い部分が出てきてしまうんですね。
『感覚』を身につけるには『経験』
はっきりいってこの『感覚』を教えるのは難しいし、無理なんですよね。だって自分で身につけてきた物だからです。努力の賜物ってやつですね。
センスが元々良い人っているにはいると思うんですよね。でもセンスが良い人も苦労してますね。間違いなく苦労してます。
自分で色んなスタイルと作って、写真を見返して練習しまくるんですね。そういうスタイルがかわいいのか?こうすればかわいいのか?どうやったらあの人みたいなスタイルになるのか?を真剣に考えてるんですね。
その経験をいっぱいしたからこその『感覚』なんですよね、ただ『理論』だけを追い求めても、その境地にはたどり着けません。確実に経験です試行錯誤ですね。
この試行錯誤をする事で得られる物が『感覚』です。その感覚を自分の物にするまでは考える事をやめない事ですね。これは間違いないですよ!
考えて考えて考え抜く!!
今このブログを見てくれてる人でカットや仕事で悩んでる人は、もっと簡単に考えてみましょう。
かっとはこの角度で引き出して。じゃなくて「こういう風に切ったら可愛いんじゃないか?」って感じでカットしてみてください。全部をつなげる必要もないです。とりあえず自分が思うようにカットしてみる。
そうすると「あーこう切ったらこうなるんだ」って理解できるようになります。良い意味で誤魔化す力も身につきますよ!理論でカチカチのカットの裏で、自分の思うように切ってみる。そうする事で深く考える必要が無い事に気づきます。
そしたらもっとカットが上手くなるし、もっと楽しくなりますからね!やっぱり好きなように切るって楽しいですからね。
まとめ
ウタオも一時期は本当にカットが意味わからなかったです。先輩にきいても「何言ってるかわからん」って感じだったんですよね。でねその当時の社長が業界でも有名なカリスマだったんで、思い切って質問してみたんですよ。
そしたら返ってきた言葉が「ただ上を切ればレイヤーで、下を切ったらグラデーションじゃん」て言ったんですよね。その時にもの凄い納得したんですよね。
しかも「そんな物でいいんか!」とも思ったんですよね。ようするに難しく考えすぎてたんですよね。これに早く気づいてこの高さにダンを入れたいから、この位置で一回切ってそれに合わせていくっていうね。
当たり前のようで誰も教えてくれなかった事だったんですね。角度がどうとか、何センチとかどうでもよかったんだなと。もっと感覚でよかったんだなと。
そしたらトントン拍子でカットも合格していきましたからね。なんで一回悩んでる人ほど適当にやってみてください。適当にやるっていうよりは、適当に考えるが正解ですねw
感覚や応用がすごく苦手な人って多いんですよね。でもそれは経験と試行錯誤が少ないからなんですよ。しっかり考えて自分で応用ができるところまで自分を高めていきましょうね!そっからが本当のスタートですからね。
それじゃウタオでした!